嫁「ねえ、何年経ってもお給料って変わらないの?」

 

私「下がらないだけでも感謝しないと・・・。」

 

私が、かつて在籍した

会社やヘアサロンは、

ほとんど給料が上がった事が

ありません。

 

家族を養う身としては、

将来がとても不安でした。

 

そして長時間労働、日々のストレス

私は、肉体的にも精神的にも

かなり追い詰められていたのです。

 

ある日のこと・・・

 

私「これ、お客さんからもらったよ。お土産だって。」

嫁「あら、また頂いたの?ありがたいね。」

 

私は働いていたヘアサロンで、

お客さんから差し入れやお土産を

数え切れないくらい頂いていました。

私を指名してくれる人が

とても多かったんですね。

 

嫁「あのさ・・・」

私「ん?」

 

嫁「それだけの人に支持されているんだから・・・」

私「・・・・・・。」

 

嫁「何回も言うけど、独立した方がいいんじゃない?」

私「それはしないよ。何の保証もないから。」

 

私は自分の店を

持ちたい気持ちもあったのですが、

リスクが高過ぎることを理由に

独立は絶対しないと

いつも言っていたのです。

 

しかし、それ以前に

インターネットビジネスを

諦めきれない自分がいました。

 

この頃の私は、

アフィリエイトやブログ運営では

大きな成果は出せなくて

将来何をやっていけばいいのか

さっぱり分かりませんでした。

 

この時私は39歳。

もういい加減に家族の生活を

安定させないといけないと

強く感じていました。

 

でもやはりブログや

アフィリエイトで成功したい

という事は諦めきれなかったのです。

 

 

斉藤一人さんの本との出会い

 

斎藤一人(ひとり)さんという

生涯納税額、日本1位の

大商人がいます。

 

私はその斎藤一人さんの本に

けっこう影響を受けています。

 

実は私は、斉藤一人さんの言葉で、

今まで頑なに拒んでいた

ヘアサロンでの「独立起業」を決意します。

 

私の考えを変えてくれた

一人さんの言葉は・・・

 

神様が用意してくれた椅子には

黙ってとっとと座るんだよ。

 

夢の向こうに、

多くの人の幸せがあるのなら

成功するよ。

 

この2つです。

 

私は自分の好きなことを

生涯の仕事にするべきだと

頑なに考えていました。

 

今もそれは変わらないんですが、

人から求められていて

応援されているのなら

その仕事はやるべきだと

思うようになっていったんです。

 

斎藤一人さんが言う

「神様が用意した椅子」には

そういった事が書いてあります。

 

 

そして、

夢の向こうに、

多くの人の幸せがあるのなら

成功するよ。

 

この言葉を読んで

私の中で衝撃が走りました。

 

今まで自分や家族の事しか

考えられなかったので、

とても大事な何かに

気付かされたようでした。

 

 

自分のビジネスを0から作る

 

このまま雇われ続けても

先は見えているし、

必要とされているなら

自分の店を作ろうと

私は決心したのでした。

 

もちろん不安は

とてつもなく大きかったのですが

妻や周りの人達の理解と支えがあり

私は会社に辞表を提出し

夢への第一歩を踏み出しました。

 

独立を決意した私は

来る日も来る日も、

テナントを探し周りました。

 

やっとの思いで見つけた場所は

車の通りが激しく、駐車しづらい

最悪な立地条件でした。

 

私は不動産屋さんに

一度は断りを入れたんですが、

他にいい立地条件のテナントが

どうしても見つかりませんでした。

 

なので・・・

車が停めづらくても、

それでも来店してくれるサービスを

心がけようと今の店舗に決めました。

 

資金に余裕がまったくない

状態だったので

カウンターや棚類は全て手作り。

 

棚作りやペンキ塗りまで

妻と娘が手伝ってくれたのです。

当時娘は小学3年生。

 

 

サロンはオープンするが、来客0人という現実

 

そして、私の店は

無事にオープンを迎えて

3日が過ぎようとしていました。

 

しかし、友達や身内の人間は

来てくれていたのですが、

純粋な新規のお客さんが来ないのです。

 

今だから言えますけど

来店0を3回も経験しました。

1日2~3人は日常茶飯事。

 

やはりこの場所ではダメなのか!?

何百万も開店準備に使ってしまった!

家族の生活は今後どうなるんだ!?

 

目の前が真っ暗になりました。

 

・・・そうだ、チラシを配ろう。

宣伝にお金がかけられないなら、

自分でチラシを沢山配るしかない!

 

そう思った私は

さっそくパソコンを使って

きれいなデザインを心がけて

チラシを作成。

 

しかし、一生懸命チラシを

配ってみたものの

まるで反応がない・・・・。

 

ホームページは作成済みでしたが

作りたてのホームページは

検索結果の上位には表示されません。

 

今考えれば、グーグルアドワーズや

フェイスブック広告を使えば

余裕で問題解決出来たんですが

 

広告にお金をかけたくない

という間違った思いが

当時の私は強かったんですね。

 

とにかくもう八方塞がり、

いよいよ崖っぷちに

追い込められてしまい、

私は途方にくれていました。

 

 

希望の光となった言葉と、支えてくれた協力者

 

しかし、そんな時・・・

 

あの斉藤一人さんの言葉が、

また脳裏に浮かんだのです。

 

夢の向こうに、

多くの人の幸せがあるのなら

成功するよ。

 

そうだ、自分の伝えたい事は何か、

どんな店でどんな想いがあるのか、

広告でしっかり伝えられて

いないのかもしれない!

 

私は試行錯誤し

手書きで自分の文字で

心を込めてチラシを書くことにしました。

 

娘「パパ、何してるの?私も何か描きたい!」

 

近くにいた9歳の娘が、

チラシにイラストを描きたいと

言ってきたのです。

 

私「お店の大事なチラシだからダメだよ・・・。」

 

 

・・・まてよ、

娘に絵を描いてもらうのも

いいかもしれないぞ。

 

そう何かに閃いた私は、

思い切って娘にチラシ作成を

手伝ってもらう事にしたのです。

 

そして、チラシが完成し見てみると、

何か手応えを感じる事が

出来たんです。

 

娘のイラストが入る事により

かなり親近感が生まれ、

そして私の伝えたい事も

しっかりと書けた気がしました。

 

後で嫁から聞いたんですが、

娘は私の事を心配し、

何かお店の手伝いがしたいと

毎日のように言っていたそうです。

 

私は不安な気持ちや店の現状を

顔や言葉には出さないでいましたが

子供ながらに、娘は何かに

気がついていたのかもしれません。

 

さっそく私は、

娘の分の想いも込めて

毎日毎日、何百枚と

ポスティングしたのです。

 

最終的に、私は一人で

合計8000枚以上のチラシを

ポスティングしました。

 

今まで何一つ達成出来ずに

家族に心配ばかりかけてきた

私の意地でもありました。

 

 

父と娘の手書きチラシ8000枚を配った結末

 

やるだけの事は全力でやった。

これで効果がなければ

もう何も出来ない・・・。

 

そんな感情が

私の脳裏に浮かびましたが

無理やり頭から消し去りました。

 

そして、お客さんが

たくさん来てくれると信じたのです。

 

 

 

しかし・・・

 

 

1日、2日、3日、

と過ぎてもお客さんは1人も来ない・・・。

 

 

 

本当にやるだけはやった。

仕方ない・・・。

 

でもこれからどうしたら・・・

 

 

 

 

 

 

 

4日目の事でした。

 

 

 

何とチラシを持参して

嬉しそうな笑顔で1人の男性が

ご来店してくれたのです!

 

「親しみのある、いいチラシですね!」

 

そのお客さんの笑顔を見たら、

私は涙が出そうになりました。

 

1人だけでも来てくれた!

嬉しい!!

 

 

 

 

しかし・・・

 

 

 

 

 

その人だけではなかったのです!

 

毎日毎日チラシのお客さんが

ご来店しくださり、

 

少なくても3人、

多い日には何と10人以上。

 

驚いたことに、

40枚に1人という

ものすごい反応が出たのです。

 

通常は100枚に1人でも

かなりいい数字らしいです。

 

チラシを捨てずに

ずっと保管してくださる

お客さんも多数いらしたのは

本当に驚きであり感謝です。

 

「なんか、親しみがあって捨てられない。」

 

と本当に嬉しい言葉も頂きました。

 

チラシでたくさんのお客さんが

来てれたことを娘に話すと、

娘は飛び跳ねて喜んでくれました。

 

私と娘は抱き合って

大喜びしました。

 

妻もすぐそばで涙ぐんでいました。

 

 

多くの人に支えられ

私の店は半年後には

繁盛店になる事が出来ました。

 

隣のそのまた隣街から

ご来店してくださったり

他県に引越しされたお客さんも

1時間以上もかけて車で来てくれる

店にまで成長しました。

 

 

全ての人に感謝をしています。

 

心から本当に本当にありがとう。

 

宮竹

 

 

 

宮竹ストーリー第1章

「父と娘の共同プロジェクト」

終わり

 

宮竹浩久のストーリー第2章

「魂が喜ぶビジネス」

に続きます。